50代にもなるとなかなか痩せられない、というのが定説のようになっていますが、本当に50代が体重を減らすのは無理なのでしょうか?
結論から言うとダイエットでは痩せられません。
ダイエットなんて甘っちょろいことを言ってるから、いつまでも痩せられないのです。
日々、生活をしているだけで太ってしまうのは、それは太る生活をしているから。
若い頃とおなじ食生活であったり、めんどくさがって動かないでいれば、太ってしまっても仕方ないですよね。
ダイエットではなく「生活習慣を変える」「食事内容を変える」
そして「考え方を変える」。
それさえできたら体重は無理なく減っていきます。
夫を捨てたらダイエットできた?
私は元夫と生活していた時、夫の帰宅が深夜2時にもなるので、その時間から高カロリーの食事をしていました。
つまみを作るのは夫なのですが、男性の作る料理って肉や揚げ物が多いですよね。
ビールを飲みながら、コロッケやトンカツ、牛丼などを摂取。
下手をするとその後にラーメンでシメてすぐ就寝。
夫はモラハラ気質なので、私が同じものを食べないと機嫌が悪くなるという人でした。
私は食べたくなくても毎日出されたものを食べていたのです。
元々155センチ55キロと小デブ体型だったのが、それから11.6キロ太ってしまい、66.6キロに。
悪魔の数字です。
結局、一緒に会社をやっていた夫とは、お金のことで決裂。
共に生活することが嫌になり、私は実家に帰りました。
やりたくない仕事と食べたくない食事。
それから解放されて、やっとダイエットができるようになったのです。
夫といる時は、いろいろなストレスが重なって、昼間も過食がやめられませんでした。
ポテトチップスを見れば一袋開けずにはすまなかったし、夫がいない間にこっそり回転寿司に行ったりもしていました。
それらを全て捨て、朝起きて夜寝る生活にしたら、みるみるうちに痩せていきました。
カロリーコントロールの前にストレスコントロールを
ダイエットに必要なのは、ダイエットできるだけの時間、気持ちの余裕です。
何かにストレスを感じているとか、忙しすぎて余裕がないとか。
そういった状態で食事制限をしたり、激しい運動をしても、なかなか思ったような成果は出ません。
逆によけいにストレスが溜まり、過食に走ってしまいがちです。
そういった方はできるだけ睡眠を取るか、何か自分が夢中になれる事をした方がメンタルには良いのです。
メンタルを安定させた上で、健康的な生活を心がける。
それが結果的に自分の体を適正体重に導くことになります。
必要なのは持続可能な生活の改善です。
あせらず適正体重にまで落とせるよう、日々の生活を少しずつ変えていきましょう。
まずは生活の見直しから
ダイエット関係の書籍やネット記事を読み、50代のダイエットは「食事コントロール」と「軽い運動」を両方やらないといけない、という結論に達しました。
一気に痩せたいのは山々ですが、ずっと無理なくつづけていける方法でないと、必ずリバウンドします。
私の周囲に三ヶ月で10キロ以上痩せた人がいますが、タルタルなブルドッグのような顔になっていました。
これは理想的な痩せ方ではありませんよね。
減らすのは一ヶ月に2キロ程度まで、と制限することにしました。
また、病気になる人も増えてくる年代です。
単品だけ食べるダイエットとか、何かを無理に減らすのではなく、バランスよく食べて、全体の量やカロリーを減らすことを考えました。
以下は私が心がけた事です。
項目は多いですが、それほど難しいことはやっていません。
朝晩の散歩は、その日の体調ややる気を考慮して、10分程度で切り上げる時もあります。
ずっと運動とは無縁の生活でしたので、近所を軽く歩くことからはじめました。
一ヶ月くらい散歩を続けたら、体力もついてきて少し体重も減ったので、それからマメに歩くようになりました。
今はジムにも登録して、夕方の散歩をしない時に行くようにしています。
食事について
食事で気をつけたのは以下の項目です。
この程度です。
ふだんの飲み物は、
ブラックコーヒー、水、炭酸水(甘味のないもの)、りんご酢を割ったもの、お茶。
甘いものが欲しい時は、
プロテインかスムージー、オーツミルクなど、栄養価の高いものにしました。
それと麺類が好きなのですが、蕎麦かこんにゃく麺、豆でできた麺などに変えました。
あとは「なるべく地味な料理を食べる」。
外食で1000円以内で食べられるものってかなり高カロリーだし、塩分、脂質などを過剰に摂取するものばかりですよね。
例えば、ラーメン、牛丼、とんかつ、ハンバーグなど。
子供や男性が好きな食べ物ではなく、見た目が地味だけど、栄養価が高いものを摂取するよう心がけました。
例えば野菜の煮物とか、酢の物、ぬか漬け、ピクルスなど。
汁物はローカロリーでおなかいっぱいになりますので、麦ご飯とぬか漬けと一緒に摂取すると立派な一食になります。
また、夫と住んでいた時は毎日晩酌していましたが、家ではまったく飲まなくなりました。
その代わり、週に一度は友達と飲みに行きますので、その時に料理屋さんの手の込んだお料理とお酒を頂きます。
そのくらいは自分に許さないと、長続きしませんからね。
睡眠を十分に取ることが痩せと幸福につながる
またよく寝ることが減量に一番効果があります。
私の場合ですが、寝る前に体重を計り、朝起きてまた計ると0.4キロほど減っています。
30分エアロバイクを「カロリー消費モード」で漕ぐと、減るのはだいたい300キログラムです。
30分の運動より7時間寝たほうがカロリーは消費するのです。
ただ、睡眠中に汗をかいているだけなので、厳密には脂肪ではなく水分なのですが「数字が減っている」というのはうれしいですよね。
よく寝て汗をかき、起きたら水を飲んでまた散歩で汗をかく。
体内の循環がうまく回っている感じが、とても健康的な気がします。
まずはよく寝て汗をかく。
自立神経が整わないと、体重も減りません。
まずはここからだと思います。
まとめ
現在、ダイエット開始から三ヶ月が経ちますが、現在は6.2キロ減の60.4キロです。
これはまだ読んでくださっている方が、信用に足るだけの数字ではありません。
しかし、毎朝、毎晩歩いていたら、現在では1万歩くらい平気になりましたし、お腹のお肉も減ってきたようです。
だいぶ体力がついて、体も引き締まってきたようです。
六年くらいかかって増えた体重です。
減るのに六年と考えたら長い道のりですが、二年くらいはかけて減らそうと思っています。
あせらずとも、これから40年くらいは生きていかなくてはならないのです。
過激なダイエットをして、骨や筋肉をスカスカにしてしまっては元も子もありません。
まずは健康的な毎日を心がけましょう!!
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